マイカルの祈り 9.11同時多発テロに殉じた神父の物語

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9.11同時多発テロに殉じた神父の物語

アメリカ同時多発テロから20年。テレビで生中継された映像の衝撃は、今も私たちの記憶に生々しい。2,996人の犠牲者を伴った未曽有の事件である。そこに一人の聖職者が含まれていたことは日本であまり知られていない。聖フランシスコ会のマイカル・ジャッジ神父である。社会的マイノリティに寄り添った働き、ニューヨーク消防署チャプレンでの職務、事件当日にどうふるまったかなどを交え、「マイカルの祈り」として知られる簡潔な祈りを紹介する感動の小著。著者は、ニューヨークの爆心地を7回に渡って訪問し、神父の足跡を追い続けてきた中村吉基牧師。


(「はじめに」)より
この小さな本は、2001年にニューヨークで起きた同時多発テロで犠牲となった、
マイカル・ジャッジ神父の物語です。彼は、カトリックのフランシスコ会司祭として、
またチャプレンとして助けが必要な人々のために生涯を捧げました。
日本でチャプレンと言うと、キリスト教学校や病院などで働く司祭や牧師を指すイメージが強いですが、
欧米などでは警察や消防署、ひいては軍などの公共空間や貧困層の中に入って働くことも多いのです。
マイカルはとくに、不慮の事故で家族を失った人々の心のケア、ホームレス、エイズ患者、
LGBTQの人々のために働きました。彼らと親しく付き合い、誰とも「壁」を作らず、
むしろそれを乗り越える努力をしました。
その後、ニューヨーク市消防局のチャプレンに就任することになります。

著者:中村吉基(なかむら・よしき)
金沢に生まれる。大阪芸術大学文芸学科、日本聖書神学校卒業。
現在、日本基督教団代々木上原教会主任牧師。認定臨床宗教師。
著書『キリストは私たちのただ中に』(ヨベル、 2014)
訳書『いのちの水』(トム・ハーパー、新教出版社、 2017)等

出版: あめんどう

2021年9月

マイカルの祈り 9.11同時多発テロに殉じた神父の物語

1,100円(本体1,000円、税100円)

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