哲さんの声が聞こえる 中村哲医師が見たアフガンの光

  • 哲さんの声が聞こえる 中村哲医師が見たアフガンの光
哲さんがアフガンの地から私たちに投げかけたのは、
これからの未来を、光あるものにするのか、
それともこのまま奈落の底に向かうのか、
その岐路に立たされていることへの警告です。
今、あなたが何歳であろうと、ここからの時間は未来のためにあります。
哲さんは、もうこの世にはいないけれど、彼の声は今も私たちに問い続けています。
その声を聞き、受け止め、それぞれの場所で少しでも光の方へ一歩を踏み出せるように、
中村哲さんの思いを共に出来たら、と願ってこの一冊を綴りました。
途方に暮れながらも、与えられた時間を素晴らしく生きたいと願うあなたに贈ります。

第1部 命をかけたアフガニスタン(アフガニスタンの歴史―「国境というのは非常に曖昧です。」;ヒンドゥクシュ山脈との出会い―「目を射る純白のティリチ・ミールは、神々しく輝いている。」;伝統と近代化の闘い―「人々は数百年は変わらぬ生活を送っている。」 ほか)

第2部 哲さんへの手紙(哲さんともう会えない―2019年冬;初めて会った2002年―息子さんへの慟哭の愛;夫との最後の日々―藤本敏夫の遺言 ほか)

第3部 生きるための10の言葉(一隅を照らす。;どうやって溶け込んできたか、ということですが、これは肌で感じないとわからない。水に放り込まれた子どもが、必死で泳ぎを覚えるのと同じなんです。;ものを持てば持つほど、金を持てば持つほど、一般に顔が暗くなる。 ほか)


出版:合同出版
著者:加藤登紀子


2021年8月

哲さんの声が聞こえる 中村哲医師が見たアフガンの光

1,870円(本体1,700円、税170円)

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