聖なる父 コロナの時代の死と葬儀 シリーズ・フォーサイス研究1
「聖性」こそ「父」の命、真意。
「現場の神学=Positive Theology」に挑戦し、実践を試み続け、思索する川上直哉牧師による、P.T.フォーサイスの名説教「聖なる父」(1896年)の全訳。
2020年のコロナ・パンデミックに遭遇した現代日本の苦悩を透過して語りかけてくるものを聴く。
論考「コロナの時代の死と葬儀」を併録。
多くの人が実際に0 0 0 持っている神観とは、どんなものでしょうか。
それは「父のような」神を口々に語りながら、結局「父」として神を絶対に見ない、というものです。
多くの人は「現実の経験の中で自らの宗教性に影響を与える存在」として、神を見ていません。
あるいは「自らの魂の 色合いを変えてしまう存在」として、神を見ていない。
「微妙に揺れ動く自分の考え方そのものとなる存在」として、神を見ていない。「自分の 秘められた心を助け支える存在」として、神を見ていない。つまり、神を「父」として見ていないのです。(本文より)
今、「フォーサイス読書会」は、オンラインで継続しています。私のfacebook ページで、その様子をご覧いただけますし、ご参加もいただけます。『聖なる父』を 終えた今、『活きるキリスト』の翻訳に取り掛かっています。それが終わったら、『キリスト者の完全』に進み、そして『教会論』と『説教論』が翻訳できたら、と 願っています。つまり、「三位一体論」を終えて「キリストの身体」へ。一年に一冊くらいのペースで翻訳ができれば、本当に嬉しく思います。(あとがきより)
主な目次
はじめに・ケンブリッヂのP・T・フォーサイス博士―その半生
その少年時代とアバディーン
ゲッティンゲンとリッチュル
シプリーでの牧会
ハクニーのセント・トーマス・スクエアー教会マンチェスター
聖なる父
コロナの時代の死と葬儀―聖なる父の現代的意義
現場の神学= Positive Theology の挑戦
あとがき
出版:ヨベル
著者:P.T.フォーサイス
訳者:川上直哉
2020年9月
聖なる父 コロナの時代の死と葬儀 シリーズ・フォーサイス研究1
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