未受洗者に福音の力をどのように聴いてもらい、どのように語るのか
神は生きてわたしたちの人生に介入される。説教とは、この介入する神の言葉を語ることである。福音宣教による神との出会いの恵みによって、教会は刷新されていく。そして、それが新たに未受洗者への宣教をおこなう力となっていくのである。説教7本を収録。
【目次】
はじめに
説教「生命の主」
(レント(受難節)第五主日・ヨハネによる福音書第11章1─16節、17─44節)
第一章 聴くことの奇跡
説教「神は戻られた」
(イースター(復活節)の主日・エレミヤ書第31章1─6節、マタイによる福音書第28章1─9節)
第二章 洗礼の出会いとしての説教
説教「第二のチャンスを下さる神」
(復活節第三主日・使徒言行録第9章1─20節)
第三章 神の働かれる場所
説教「天の声、天の指定席」
(復活節第五主日・ヨハネによる福音書第14章1─12節)
第四章 神の介入
説教「超越者を指し示すもの」
(復活節第三主日・ルカによる福音書第24章13─35節)
第五章 神は世を愛された
説教「皆ここにいます」
(聖霊降臨日主日・使徒言行録第2章)
第六章 群衆を引き寄せる説教
説教「イースターの恐れ」
(復活日主日・マルコによる福音書第16章1─8節)
【姉妹編もあわせてどうぞ】
『異質な言葉の世界─洗礼を受けた人にとっての説教』
洗礼の意味、受洗者の回心と世に生きる覚悟、変えられる喜びが語られる。
著者:W.H.ウィリモン
訳者:上田好春
出版:日本キリスト教団出版局