新カトリック教会小史
迫害、改革、分裂など、数多くの難問に直面しながらも、世界宗教へと発展し、歩み続ける カトリック教会。
聖霊降臨から現代に至るまでの膨大な歴史を、エキュメニカルな視点でコンパ クトにまとめた、教会の歴史と伝統を理解するための必読の書。
約600 年ぶりとなる「教皇退位」の発表により、全世界からその動向が注目されている中で、 カトリック教会の歴史を知りたい一般読者にもお薦めしたい一冊!
[目次]
第一章 ペンテコステから四世紀まで(使徒時代/二、三世紀──引きつづく迫害/キリスト教の国教化)
第二章 中世前期──四〇〇年から一〇五四年まで(拡大/縮小/公会議/神学者/ローマとコンスタンティノポリス ほか)
第三章 中期・後期中世(縮小と拡大/民衆の宗教/教皇、公会議、君主/修道会とベギン/知的発展 ほか)
第四章 近世のカトリシズム──一五〇〇年から一八〇〇年まで(ヨーロッパにおけるカトリック信仰/教皇/トリエント公会議/修道会 ほか)
第五章 一九、二〇世紀(知的挑戦/民衆の宗教/聖人と罪人/第一ヴァティカン公会議と第二ヴァティカン公会議 ほか)
著者:N・タナー
訳者:野谷啓二
出版:教文館
新カトリック教会小史