ニューセンチュリー聖書注解 マルコによる福音書
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英国で書かれた堅実な注解シリーズ。まず60頁にわたる緒論において、研究史やマルコ福音書の書かれた背景、目的などを丹念に解説。そして注解部分では、単元ごとに全体の意味が述べられ、続いて各節ごとに詳細な解説が付される。マルコ福音書理解を一層深くする。
【目次】
刊行のことば/序文/凡例
緒 論
1. 福音書研究の変遷
2. マルコの資料
3. 福音書の執筆年代、執筆場所、著者
4. 福音書の構成、書かれた要因、目的あるいは使信
マルコ福音書の分析
注 解
序:福音書の基礎(1:1–15)
洗礼者ヨハネの登場(1:1–8)
イエスの受洗(1:9–11)
イエスの試み(1:12–13)
イエスと共に展開される福音(1:14–15)
ガリラヤでのイエスの働きとその結果(1:16–3:12)
服従を迫る権威ある召命(1:16–20)
言葉と業におけるイエスの権威(1:21–28)
シモンの家での癒し(1:29–31)
真価を認めることと沈黙すること(1:32–39)
主と、重い皮膚病を患っている人と、律法(1:40–45)
神の赦しをもたらす者(2:1–12)
のけ者とされた人々との会食(2:13–17)
古い祭儀形態と新しい自由(2:18–22)
裏付けられ拡大された新しい自由(2:23–28)
ファリサイ派の偏狭さと、イエスの宣教の広範さ(3:1–12)
イエスの弟子の一団と「アウトサイダー」(3:13–6:6)
十二弟子の派遣(3:13–19a)
イエスの身内の「無理解」(3:19b–35)
種蒔く人と種の譬え話(4:1–9)
譬え話を神の恵みとして「聞くこと」(4:10–12)
種蒔く人と種についての説明(4:13–20)
聞く者すべてのために語られた神の言葉(4:21–25)
神の手の業としての収穫(4:26–29)
来るべき神の国の隠された存在(4:30–32)
譬え話の神学(4:33–34)
風と湖に対するイエスの神的支配(4:35–41)
悪霊につかれた者が癒され、伝道者となる(5:1–20)
病と死から救うイエスの力(5:21–43)
故郷の人々から再び拒絶されるイエス(6:1–6)
宣教の拡大と弟子たちの無理解(6:7–8:26)
十二弟子への宣教派遣命令(6:7–13)
イエスの先駆者である洗礼者の不幸な運命(6:14–29)
弟子たちの帰還と誤解された奇跡(6:30–52)
イエスに望みをかけて、体の不自由な者を運び入れる人々(6:53–56)
ユダヤ教の厳格な律法主義を破棄するイエスと、人々の無理解(7:1–23)
異邦人の信仰に対する、主の救いの応答(7:24–30)
不自由な耳が開かれる(7:31–37)
四千人の供食(8:1–10)
しるしを求める人々を叱責するイエス(8:11–13)
パンの奇跡と、弟子たちの驚くべき無理解(8:14–21)
不自由な目が開かれる(8:22–26)
イエスと弟子たちに対する神の意志:受難の道(8:27–10:52)
困難な弟子の道と彼らの代表者(8:27–33)
勝利の前奏曲たる犠牲的「服従」(8:34–9:1)
神の子の栄光が明らかにされる(9:2–8)
苦難を伴う栄光:「エリヤ」についての教え(9:9–13)
癲癇の子の癒し:信仰と不信仰(9:14–29)
人の子のもう一つの受難予告(9:30–32)
真の弟子の謙卑(9:33–37)
弟子集団に属していない者が弟子たり得るか(9:38–40)
弟子たちに対する格言(9:41–50)
結婚に関する、神の厳しい要求(10:1–12)
弟子たちの持つ、子供のような性格(10:13–16)
世俗的所有と弟子であることの相克(10:17–31)
人の子の第三の受難予告(10:32–34)
弟子の間で、階級や席次は破棄される(10:35–45)
視力が与えられ、弟子となる(10:46–52)
受難と復活(11:1–16:8)
エルサレム入城(11:1–11)
いちじくの木、神殿、異邦人の招き(11:12–26)
エルサレムで再燃するイエスの権威に関する問い(11:27–33)
不正な農夫の譬え(12:1–12)
皇帝への税金に関するファリサイ派の問い(12:13–17)
復活に関するサドカイ派の問い(12:18–27)
第一の掟に関する律法学者の問い(12:28–34)
ダビデの子に関するイエス自身の問い(12:35–40)
貧しい寡婦の献金(12:41–44)
終末のドラマ(13:1–27)
目覚めて待つことについての言葉(13:28–37)
イエスの殺害計画(14:1–2)
ベタニヤでの塗油(14:3–9)
ユダの裏切り(14:10–11)
過越の準備(14:12–16)
最後の晩餐(14:17–25)
弟子の逃亡予告(14:26–31)
ゲツセマネでのイエスの孤独な闘い(14:32–42)
イエスの逮捕(14:43–52)
最高法院でのイエスと、ペトロの否み(14:53–72)
ピラトの前に立つイエス(15:1–15)
ユダヤ人の王に対する嘲笑(15:16–20a)
十字架(15:20b–26)
十字架に架けられた者への嘲り(15:27–32)
イエスの死と、信じる異邦人の反応(15:33–39)
十字架のもとにいた女たち(15:40–41)
イエスの埋葬(15:42–47)
イエスはまだ生きているという驚きのニュース(16:1–8)
H.アンダーソン:著
三永 旨従:訳
A5判 上製 462ページ
出版:日本キリスト教団出版
ニューセンチュリー聖書注解 マルコによる福音書