イエス・キリスト時代のユダヤ民族史Ⅰ
本書は、シューラーによる有名なドイツ語原本の、ヴェルメシュなどによる改訂増補・英語版の邦訳である。
この「新英語版」には、イエス・キリス ト時代のユダヤ民族史が詳細に論述されており、質量共にこれに勝る類書は 存在しない。
訳者もこの領域の達人であり、訳文は信頼に値する。 （荒井 献)
まえがき
第一節 本書の視野と目的
第二節 補助科目
第三節 諸資料
第一部 第一期 アンティオコス・エピファネスからポンペイウスによるエルサレム占領まで──セレウコス朝支配最後の一〇〇年間におけるシリアの歴史の概観
第四節 宗教的危機と革命
第五節 ユダ・マカバイオス
第六節 ヨナタン
第七節 シモン
第八節 ヨハネ・ヒルカノス一世
第九節 アリストブロス一世
第一〇節 アレクサンドロス・ヤンナイオス
第一一節 アレクサンドラ
第一二節 アリストブロス二世
第一部 第二期 ポンペイウスによるエルサレム占領からハドリアヌス戦争まで──前六三年から紀元七〇年までのローマ属州シリアの歴史の概観
第一三節 ヒルカノス二世、アンティパテルとその息子たちファサエルとヘロデの台頭
第一四節 アンティゴノス
出版：教文館
著者：E.シューラー
訳者：小河 陽
2012年12月
イエス・キリスト時代のユダヤ民族史Ⅰ
