解読ユダの福音書

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紀元2世紀後半に書かれたと見られる『ユダの福音書』には、何が書かれているのか。

日本語では初めてコプト語原文からの全訳を掲載。

『ユダの福音書』が書かれた背景である「グノーシス主義」について分りやすく解説し、福音書の本文のひとつひとつを検討しながら、どんな考えが背後にあるのか、また正統教会に対するどんな非難や批判がそこに込められているのか、解読する。



[目次]

第一部

第一章  十項目で見るグノーシス主義

第二章  エジプトに由来するグノーシス主義写本

第三章  『ユダの福音書』の写本

第四章  『ユダの福音書』



第二部  『ユダの福音書』 本文の構成



第三部

第一章  神・世界に関する見方

第二章  神と人間

第三章  グノーシス主義的観点

第四章  教会に関する見方

第五章  ユダに関する見方

第六章  回顧と評価

グノーシス主義に関するさらなる読書のために


出版:教文館
著者:J・ファン・デル・フリート 
訳者:戸田聡

2007年6月

解読ユダの福音書

2,640円(本体2,400円、税240円)

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