わたしたちはどんな死に方をしたいのか? 高度先進医療時代における新たな死の文化の提言
30年以上の医師としてのキャリアの中で出会った25名の具体的な患者の実例から、現代の救命延命型の医療体制における医療行為の負の面と矛盾点とを説得的に語り、「望ましい死への援助」を提案する。
巻末に訳者による日本の終末医療の現状を報告する丁寧な解説が付されており、尊厳死を考える上で必読の書である。
[目次]
第一章 できることは何でもやるべきか?
第二章 人間の命はいつ終わるのか?
第三章 飢え死にや干からびを防げるのか?
第四章 お世話をしたのに惨めな最後
第五章 規制された苦痛!
第六章 「その時が来たらお呼びします」
第七章 「愛する息子は誰のもの?」
第八章 自意識なき人間
第九章 人間の意志
第一〇章 希望は最後まで残る
第一一章 医師の任務はいつ終わる?
第一二章 死の受容と死の様相
訳者解説 終末期医療訴訟の日独比較を含めて
出版:教文館
著者:ミヒャエル・ドゥ・リッダー
訳者:島田宗洋/ヴォルフガング・ローランド・アーデ
2016年10月
わたしたちはどんな死に方をしたいのか? 高度先進医療時代における新たな死の文化の提言
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