告白教会と世界教会(新教セミナーブック)

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ボンヘッファーの先駆的なエキュメニズムと教会論!

ドイツ帰国を決意する前後の「アメリカ日記」を新たに収録

かつて「ボンヘッファー選集」第6巻として出された「告白教会と世界教会」から、単行本となった『共に生きる生活』を除き、代わりに、新たに「アメリカ日記」を加えて、《新教セミナーブック》から新版として送る。
「ボンヘッファーとエキュメニズム」というテーマは、その重要性にもかかわらず論じられることが少ない。しかし本書を通して、世界教会的な連帯がボンヘッファーにとっても、また今日の我々にとってもいかに本質的な意味を持つかが明らかとなるだろう。
教会の閉塞が語られる今こそ、新たに読み直されるべき珠玉の論考が収められている。

【目次より】
I 世界教会運動への出発 一九三二年
 世界連盟の運動の神学的基礎づけへの試み
 教会は死んでいる?
II ドイツ教会闘争の開始 一九三三年
 若い世代における指導者と個人
 ユダヤ人問題に対する教会
 教会におけるアーリア条項
 ベテル信仰告白
III 告白教会と世界教会 一九三四―三五年
 教会と諸民族の世界
 告白教会と世界教会
IV 告白教会の批判的擁護者として
   一九三五―三八年
 教会共同体の問題について
 問い?――?教会共同体の問題に関連して
 告白教会の中の謬説?
 「兄弟の家」設立への提議
 一九三六年年報
 聖書の証しに照らして見た私たちの道
 聖書の証しとは何か
V ドイツの運命への参与
 アメリカ日記 一九三九年六月四日?七月九日
 ヨーロッパにおける教会と新秩序
 教会闘争の終結
 崩壊の後に説教壇から布告すべき宣言の草案

D・ボンヘッファー著
森野善右衛門訳

出版:新教出版社

告白教会と世界教会(新教セミナーブック)

4,180円(本体3,800円、税380円)

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