説教学講義 イーヴァント著作選1

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戦いの中から生まれた説教学
ナチ時代の1937年夏、非合法の告白教会牧師研修所で、若き牧師たちに語られた説教学講義。時代の嵐の中で、われわれはいかにして神の言葉を曲げずに語りうるのか。説教の本質から実践的なアドバイスにまで及ぶ、濃密な講義。加藤常昭氏の渾身の名訳で贈る。牧師必読の書。

「この説教学講義はとても興味深いものです。翻訳を始めましたら一種の興奮状態が続き、ほぼ三週間で本文を訳し終えました。」(加藤常昭氏「あとがき」より)

【目次から】
第一章 神が委ねてくださった説教の使命
第二章 常に新しく続けられる宣教
第三章 宣教の言葉と教会
第四章 選びと結合
第五章 戦いとしての説教・しるしと奇跡
第六章 宣教の諸形式
付 論 その精神史的コンテキストにおける説教学者、説教者としてのハンス・ヨアヒム・イーヴァント、そして更にそれを超えて(アルブレヒト・グレツィンガー)

【著者】 ハンス・ヨアヒム・イーヴァント
Hans Joachim Iwand, 1899-1960。ドイツの牧師、神学者。ブレスラウ大学で学び、ケーニヒスベルク大学、告白教会牧師補研修所などで教え、戦後はゲッティンゲンとボンで教えた。著作の多くは「遺稿集」(全5巻)および「新遺稿集」(同)にまとめられている。

【訳者】 加藤常昭(かとう・つねあき)
1929年生まれ。東大文学部哲学科、東京神学大学、ハイデルベルク大学等で学ぶ。鎌倉雪ノ下教会牧師、東京神学大学教授を務めた。現在、日本基督教団隠退教師。説教塾を主宰し後進の指導に当たっている。『加藤常昭説教全集』(全30巻)ほか著訳書多数。
 

出版:新教出版社

説教学講義 イーヴァント著作選1

2,860円(本体2,600円、税260円)

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