十戒 教会のための講解説教
名説教者による「十戒」の講解
1949年8月から50年6月にかけて、リュティが、ベルンの教会で語った、力強い15の説教。
十戒の講解を通して、あたかもキリスト教倫理の全体を語ろうとするかのような気迫と、広く豊かな展望に満ちている。
著者 ヴァルター・リュティ(Walter Lüthi)
1901年スイスのギュンスベルクで生まれる。六人兄弟の五番目。幼くして父を亡くし、貧窮の中を母に育てられる。ベルン、チューリヒ、チュービンゲン、ローマなどで学ぶ。ヴィネルツとバーゼルの教会を経て、ベルンのミュンスターで23年間牧会。トゥルンアイゼンと共に雑誌『バーゼル説教集』の編集に関わる。名説教者として知られ、多くの説教集を出版した。1982年逝去。
訳者 野崎卓道(のざき・たかみち)
1973年生まれ。東京神学大学博士課程前期課程修了、同後期課程単位取得退学。日本基督教団阿佐ヶ谷教会伝道師を経て、2001-2003年ミュンヘン大学で学ぶ。現在日本基督教団白銀教会牧師。訳書『霊の現臨』(エーバハルト・ユンゲル説教集2、共訳)『プロテスタンティズム』(F. W. グラーフ著。いずれも教文館)。『祝福される人々』(リュティ)
【目次より】
第一戒 唯一の救い主
第二戒 隠れた導き手
第三戒 最高の支配者
第四戒 祝 日
第四戒 安息の年
第五戒 家 族
第五戒 国 家
第六戒 人間の命
第六戒 国際平和
第七戒 結婚生活
第七戒 不 倫
第七戒 独身生活
第八戒 財 産
第九戒 人間の尊厳
第十戒 人間の心
ヴァルター・リュティ著
野崎卓道訳
出版:新教出版社
十戒 教会のための講解説教