河井道と一色ゆりの物語 −恵みのシスターフッド
河井道と一色ゆりの天国にまで結ばれた五〇年
恵泉女学園の創設から第二次世界大戦中の苦難と悲しみ……。
信仰と希望をもって戦後教育の発展に大きく貢献したシスターフッドの愛。
女性たちへの生きる希望!
「シスターフッド」はキリスト教のフェミニスト神学で最近特に大切な視点として意識されるようになりました。肉親のつながりではなく、信仰を共有する女性同士の姉妹性。互いの深い信頼と純粋な愛の生き方と言えるでしょう。(本文より)
■河井 道=恵泉女学園創設者
■一色ゆり=河井道とともに終戦工作にかかわった著者の母
【著者】
恵泉女学園、学習院大学、東京神学大学・大学院卒
ボストン大学神学部フルブライト留学生
サンフランシスコ神学大学博士号取得
日本キリスト教婦人矯風会前会長
日本基督教団経堂緑岡教会協力牧師
恵泉女学園前理事長、日本聖書協会、アジア学院、興望館など各理事歴任
【目 次】
第一章 夕暮れの我が家──序にかえて
第二章 道とゆり──シスターフッドの始まり
第三章 活躍するシスターフッド
第四章 新しい夢を創るシスターフッド
第五章 シスターフッドが集まって夢の学園誕生へ
第六章 シスターフッドの教育
第七章 戦争を越えるシスターフッド
第八章 永遠の命につながるシスターフッド
出版:キリスト新聞社
河井道と一色ゆりの物語 −恵みのシスターフッド