軍服の修道士 山本信次郎 天皇と法王の架け橋
「バチカン」とともに共産主義に対抗
世界に通用した愛国者
カトリックの海軍軍人として日露戦争を戦い、
昭和天皇の側近として
バチカンとの架け橋となった山本。
『坂の上の雲』にも登場しながら、
これまで知る人ぞ知る存在だった愛国のクリスチャン、
初の本格評伝。
《山本は「日中戦争」での日本の立場に理解を求めた。バチカンでは時のローマ法王から「私は天皇のために祈る」という言葉まで引き出した。揺るぎもしない愛国者であり、共産主義とファシズムという2つの全体主義が台頭する中、国を愛し皇室を守らんがために、バチカン・ローマ法王と手を携えようとしたのだった。》(「はじめに」より)
【主な内容】
法王庁との「絆」に心砕いた人たち―はじめに
序 章 菊と十字架 124代と258代
第1章 愛国のクリスチャン
第2章 東郷平八郎の「副官」
第3章 昭和天皇の語り部
第4章 国益を担う「外交官」
第5章 山本信次郎の「一粒の麦」
終 章 軍服をまとった修道士
著者:皿木喜久
出版:産経新聞出版
2019年11月23日
軍服の修道士 山本信次郎 天皇と法王の架け橋