教会に生きる喜び -牧師と信徒のための教会論入門-
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まことの羊飼いの声が聞こえていますか?
神を愛する信仰者の共同体でありながら、時に苦悩と躓きをもたらす地上の教会──。
その本質と使命を聖霊論的な思索から問い直す「教会再発見」への旅。
「私たちを、主イエス・キリストは捜し求め、見つけ出し、招き入れ、迎え入れてくださいます。これらの人々はみな、誰もが父なる神に愛され、み子イエス・キリストのいのちに生かされ、聖霊の励ましと慰めの中で生かされている大切な一人一人です。主イエス・キリストが、その名を呼んで招かれた、かけがえのない一人一人です。この一人が欠けてもキリストのからだは立ち上がることができません。かしらなるキリストに結び合わされたあなたが教会であり、私が教会なのです。」(本文より)
【目次】
はじめに
第一章 教会の原風景
1 教会の原風景
2 神のみことばが語られるなら、教会は建つ
3 教会への問いの始まり
4 私はどこで教会を問うのか
5 我は教会を信ず
第二章 教会のイメージ──その多様さ、豊かさ、ユニークさ
1 聖書の語り口の豊かさ
2 聖書が語る教会のイメージ
3 わたしの名によって集まるところ
4 キリストのからだ─一つであること
5 キリストのからだ─多様であること
第三章 教会のいのち──礼拝
1 いつもの通い慣れた道を
2 主イエス・キリストに会いに行く
3 朝明けに、夕べに
4 罪赦された者として
第四章 羊飼いの声に聴き従う──説教
1 一つの苦い経験から
2 「神のことばの説教が神のことば」を巡って
3 説教者のジレンマ
4 説教者の存在
5 説教者の覚悟
6 聴き手の存在
7 「聴く」こと、「従う」こと
8 語られ、聴かれ、生きられる神のみことば
9 分かち合われる神のみことば
10 信徒によるみことばの奉仕
11 新しい話法
第五章 主イエスのいのちにつがれる喜び──洗礼
1 初めての洗礼式
2 神の恵みのしるしと封印
3 古い人が死に、新しい人が生まれる
4 主イエスのいのちに結び合わされる
5 キリストのからだに結ばれる
6 一つの決断をもって
7 「たかが」と「されど」
第六章 主イエスのいのちにあずかる喜び──主の晩餐
1 ティベリアス湖畔で
2 回復の食事
3 食することの牧会的な意味
4 主の晩餐の恵み
5 キリストの現臨のリアリティー
6 キリストを食べ、キリストを飲むということ
7 主の食卓にあずかるふさわしさ
8 天での祝宴を憧れて
第七章 伝道に生きる教会
1 一人の魂と向き合って
2 伝道に生きる教会
3 この町に、わが民多し
4 キリストにある選びのゆえに
5 涙と共に種蒔く者は
6 彼らの信仰を見て
7 良いことの知らせを伝える者の足
8 終わりの時を思いつつ
9 伝道とは溢れること
第八章 教会を建てる信仰
1 週報に込める思い
2 教会を建てることば
3 教会を建てる信仰
4 三要文を説くこと
5 祈りを整える
6 会議を整える
第九章 交わりに生きる教会──コイノニアとディアコニア
1 初めての奉仕
2 初めての祈祷会
3 礼拝への途上で、視線を高く挙げて
4 コイノニアとしての教会
5 主イエスとディアコニア
6 教会とディアコニア
7 宗教改革とディアコニア
8 教会を開く
9 居場所となることを願って
第十章 嵐の中の教会
1 八月、国会前で
2 教会の政治的ディアコニア
3 嵐の中の教会
4 決断し、告白する教会を目指して
第十一章 旅する教会
1 小さな説教壇
2 旅する教会、荒野の集会
3 「別れ」の悲しみを越えて
4 みことばのもとに招かれ、みことばによって遣わされ
5 小さな群れよ、恐れるな
6 今ここから、始めよう
7 杖一本を持って
終章 教会に生きる喜び
1 教会に生きる喜び、教会のための苦しみ
2 すべての教会への心づかい
3 あなたがた主にしっかりと結ばれているなら
4 教会に生きる喜び
あとがき
著者: 朝岡勝
出版: 教文館
2018年12月25日
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