驚くべき希望 天国、復活、教会の使命を再考する
N.T.ライトで最も広く読まれ、大きな反響を呼んだ話題の書。
「もしあなたが今夜亡くなったら、天国に行けると思いますか?」
長いあいだキリスト教会は、人々にこう問いかけてきた。
しかし、その天国についての考えは、本当に正しいのだろうか?
著者は、キリスト教の最も特徴的な考えは、体の伴う復活だと断言する。それがもともとの聖書の教えであり、その先駆けとして、文字どおり体を伴うイエスの復活があった。それこそが、初期キリスト者の抱いた希望であったのだ。
創造主である神は、ついには全被造世界を刷新する。しかも、それはイエスの復活によってすでに始まっているのだ。
活気に満ち、読むほどに引き込まれる本書は、生きる意味を探究しているすべての人に、新鮮な驚きと心躍る感動を与えるに違いない。
【もくじ】より
第1章 正装したのに行く場所がない?
第2章 パラダイスとは何なのか
第3章 歴史的背景の中で見る初期キリスト者の希望
第4章 イースターの奇妙なストーリー
第5章 宇宙の将来・進歩、それとも絶望?
第6章 世界全体が待っているもの
第7章 イエスと天と新創造
第8章 イエスが現れるとき
第9章 来るべき審判者なるイエス
第10章 体の贖い
第11章 煉獄、パラダイス、地獄
第12章 救い再考――天と地と神の王国
第13章 王国のために建設する
第14章 教会を宣教のために整える(1)――聖書的ルーツ
第15章 教会を宣教のために整える(2)――将来を生きる
著者:N.T.ライト
訳者:中村佐知
出版:あめんどう
発行年月: 2018年8月
驚くべき希望 天国、復活、教会の使命を再考する