新:安心して絶望できる人生
自分で自分の助けかたを見つける。
病気なのにこころが健康になってきた。
2018年平昌オリンピック銅メダル、カーリング女子吉田知那美選手の好きな言葉は、「安心して絶望できる人生」。「戦力外通告」をされて絶望感に打ちひしがれ途方に暮れていたとき、友人から、べてるの「あれや これや」を聴き、贈られた言葉である。おそるべし! べてる語録!
そだねー
著者について
向谷地生良
1955年青森県生まれ
現在北海道医療大学教授、社会福祉法人浦河べてるの家理事
べてるの家は、精神障がいをもつ当事者と地域の有志によって、1984年に、北海道の浦河に開設された生活と事業の拠点である。教会の古い会堂を借り受け住居として活用しはじめ、牧師夫人と五人のメンバーが日高昆布の袋詰めの下請けをはじめた。当初から、向谷地さんはソーシャル・ワーカーとしてかかわっている。その活動は多くのメディアで紹介されている。 浦河べてるの家
北海道浦河郡浦河町築地3-5-21 〒057-0024
TEL(0146)22-5612
FAX(0146)22-4707
ホームページ http://bethel-net.jp/
「浦河べてるの家」は1984年4月に発足、2002年2月に社会福祉法人となる。主に日高昆布の産地直送や出版事業などの就労支援とグループホーム等の住居の提供(13か所)と有限会社「福祉ショップべてる」からなる共同体を称す。さまざまな障がいをもった当事者の社会参加や社会進出のための多種多様な事業を展開し、現在10代から80代まで150人を超える人たちが参加している。
頁数: 232ページ
著者:向谷地生良 浦河べてるの家
出版: 一麦出版社
発売: 2018年10月22日(2刷)
新:安心して絶望できる人生