神と向き合って生きる
魂をゆり動かす23の説教
「祈りは自然にほとばしりでます。喜びや感謝はもとより、自分たちのおかれているところから、さまざまな問いを投げかけたり、虚無的な想いをつぶやいたりして、神からの応えである『み言葉』を聴き取ります。同時に『あなたはどこにいるのか』と神から質問されてたじろいだりします。神と人との関係性を表す『対話』が綴られているのが聖書です。説教は、その対話を証言する『祈り』と言ってもいいでしょうか。」(あとがきより)
【目次より】
I 聖書の神話
人間創造のミステリ
わたしたちの〈いのち〉の源流
人間の存在理由を問う神話
II 信じる
大人が再発見すべきこと
わたしたちに与えられた〈いのちの水〉
よし、わたしにもできる
「わたしを束ねないで」の願い
わたしたちが引き継ぐベき「生き方」
III 祈 る
人間の解放と平和への祈り
サタンの誘惑に負けそうなとき
おカネよりも大切なこと
「平和の君」の誕生物語
喜ばしいキリスト教へ
IV 愛する
愛し合うという掟
重荷を下ろし、深呼吸できる場所で
ボランティア精神って何でしょう?
言葉が心に届いたとき
神の知恵は人間の想像力を呼び起こす
V 生きる
みーんなムダにならない
日本人なら誰でもわかる「天」という発想
混迷・不安・恐怖からの癒やし
平和をつくり出す力
「すべての人に仕えなさい」――バルメン宣言第四項
【著者について】
よこた・さちこ氏は日本基督教団隠退教師。1933年生まれ。大泉教会、塩尻アイオナ教会などで牧会。1995年から2003年まで教会女性会議の中心となって活動した。現在は松本市在住。著書『イエスと呼応し合った女たち』(1995年)ほか。
出版:新教出版社
2018年1月30日
神と向き合って生きる