旧約文書の成立背景を問う 共存を求めるユダヤ共同体
崩壊を乗り越えて旧約聖書を生んだ、ユダヤ共同体の試練と苦闘
捕囚期以後、ペルシア時代のユダヤ共同体(イフェド)は歴史的・社会的試練と苦難に直面し、それを神への信仰によって乗り越えようとした。
その苦闘の結晶が旧約聖書である。
律法・預言書・諸書、旧約正典諸文書編纂の担い手となった人々、諸文書の成立した時代的・社会的背景を問う。
【目次】
第一部 五書
1.五書における歴史批判的研究の歴史
2.「契約の書」における捕囚期以後ユダヤ社会の構造
3.旧約聖書における審判思想の歴史的発展過程についての考察
第二部 預言書
4.申命記主義的歴史書
5.エレミヤ書の「申命記主義的編集層」に関する一考察
第三部 諸書
6.Qumran 共同体における貧者の神学
7.詩編における貧者の神学
8.貧者の神学」の社会経済的背景に対する考察
エピローグ
著者:魯恩碩
出版:日本キリスト教団出版局
判型:A5/400頁
発行:2017年1月25日初版
旧約文書の成立背景を問う 共存を求めるユダヤ共同体
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