聖書における食物規定 -イエスを中心として-

  • 聖書における食物規定 -イエスを中心として-
イエスはなぜ食物規定を無視したのか

厳格な食物規定が存在するユダヤ教社会で、イエスはその禁忌とどう対峙したのか? 文化的背景を踏まえつつ、既存の律法を超えて原始キリスト教世界に波及した、食に関する論争を概観する。宗教と文化を深く知るために貴重な一冊!

◎目次
はじめに
第1章 聖なる神の聖なる民──旧約聖書の食物規定
第2章 律法遵守の徹底──初期ユダヤ教
第3章 すべての食物を清いとする──マルコ7・1─23
第4章 外から人の中に入って来るもの──イエスの振舞い
第5章 異邦人伝道への展開の中で──原始キリスト教における食事の諸問題
第6章 救済史の中で──ルカ福音書
第7章 洗わない手で食べることは人を汚さない──マタイ福音書15章1─20節
補説1 トマスによる福音書 語録6、語録14
補説2 ラビ文書における律法、言い伝え、異端論難
あとがき

著者:川島貞雄
出版:教文館

聖書における食物規定 -イエスを中心として-

3,850円(本体3,500円、税350円)

購入数

カテゴリーで選ぶ

モバイルショップ