ソクラテスの死とキリストの死 日本における講演と説教

  • ソクラテスの死とキリストの死 日本における講演と説教
西欧精神を深く刻印してきた二人の刑死者。

両者の相似と相違とは何か。

著者はここにもう一人──ボンヘッファーを導入し、キリスト教的実存の何たるかを鮮やかに浮かび上がらせる。

また、死者の魂は眠っているか目覚めているかをカルヴァンとバルトに即して論じ、神学的死生観を倫理に接続した論考、さらに、アブラハムという信仰 者像を媒介としてユダヤ教、キリスト教、イスラームの三者間対話を極限まで追求した論考など、現代において、「バルト─ボンヘッファーの線」を展開してき た著者が2度の来日時に語った、神学の醍醐味と喜びを味わわせてくれる8編。

著者:ベルトールト・クラッパート
編集:武田武長
出版:新教出版社

ソクラテスの死とキリストの死 日本における講演と説教

3,520円(本体3,200円、税320円)

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