私は山に向かって目を上げる 信州南佐久における宣教と教会開拓

  • 私は山に向かって目を上げる 信州南佐久における宣教と教会開拓
日本の農村、漁村、ふるさとに教会を生み出す
長野県南佐久郡で開拓伝道を始めた著者は、あらゆる機会を通して地域に馴染みつつ、妥協も水増しもせずに福音を伝えていった。そして、キリストを主と告白する一つの群れが生まれ、新たな会堂も建ち上がった。著者による『新・神を愛するための神学講座』(地引網出版)の実践の書とも言える。神学することと、その実践には、強いつながりがある。

※『新・神を愛するための神学』(水草修治著 地引網出版)の主要語句索引・引用聖句索引の付録つき

推薦
東京基督教大学 学長 山口 陽一
水草君は神学生時代に宣教学のクラスで、「福音を文脈化するのは間違いで、文脈化すべきは福音を伝える媒体である」ことを学びました。そして、南佐久郡での伝道において、「神に対する悔い改めと主イエスに対する信仰」を変えることなく、共通恩恵の器に特別恩恵を載せてその地域の人々に届けることを原則にしますが、その実践の中で、共通恩恵もまた単なる手段ではなく、それ自体に価値あることなのだと気づきます。地域の人々を愛し馴染もうという姿勢で、とにかく何でもやってみる。出会いが生まれたら最初にその人のために祝福を祈る。最初に祈らないと仲良くなっても福音を語るのが難しくなる。本当にそのとおりでしょう。具体的にどんな興味深いことが語られているかは、本文をお読みください。

著者:水草 修治(みずくさ・しゅうじ)
1958年、兵庫県神戸市生まれ。19歳で回心し、20歳で受洗。筑波大学・比較文化学類現代思想学専攻でパスカルを学び、1982年卒業。東京基督神学校、1985年卒業。その後、日本同盟基督教団大泉聖書教会での牧会のかたわら、東京都立大学大学院でアウグスティヌスを学ぶ。1994年から同教団小海キリスト教会を開拓し、そのかたわら東京基督神学校で教会史講義を担当。2016年から同教団苫小牧福音教会牧師、北海道聖書学院教師(組織神学)。鼻笛演奏家。主著に『神を愛するための神学講座』(いなもと印刷)、『失われた歴史から─創造からバベルまで─』(ヨベル)、『新・神を愛するための神学講座』(地引網出版)がある。

出版社: 地引網出版

2023年6月

判型: 四六
ページ数: 274

私は山に向かって目を上げる 信州南佐久における宣教と教会開拓

1,760円(本体1,600円、税160円)

購入数

一緒に購入されている商品

カテゴリーで選ぶ

モバイルショップ