ローマ教皇歴代誌

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ローマ教皇2000年もの長きにわたって、キリスト教の進路を決めてきただけでなく、ヨーロッパの政治や文化にも深く関わってきた。歴代の教皇たちは、十字軍遠征を呼びかけ、ルネッサンス芸術を庇護し、周辺諸国の王位の継承にも介入した。本書には、聖ペトロからヨハネス・パウルス2世までの全教皇が登場する。それぞれの性格や功績、醜聞までもが詳述される一方で、資料、引用、図版の充実ぶりにも他に類がない。楽しい歴史読み物として、また参考資料として、本書は読者に新しい発見と知的な刺激を提供することになるだろう。

第1章 権力のめばえ―64/68‐604年
第2章 東西のはざまで―604‐1054年
第3章 十字軍とアヴィニョン捕囚―1055‐1492年
第4章 栄光から衰退へ―1492‐1769年
第5章 始まりに立ち返るために―1769‐1997年

著者:P・G・マックスウェル-スチュアート
監修:高橋正男
訳者:月森佐知、菅沼裕乃
出版社:創元社

ローマ教皇歴代誌

3,630円(本体3,300円、税330円)

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