地の基は震え動く

  • 地の基は震え動く
20世紀を代表する神学者が、主にユニオン神学校で語った説教22編を収録。ティリッヒが初めて英語で出した説教集でもある。
第二次大戦後まもない1948年に出版された本書は、戦争の荒廃と新たな冷戦状況を予感させる緊張の中、鋭い聖書的洞察をもって、危機を乗り越える霊性を語った。その預言者的な言葉は、今日もなお新鮮である。
また、多岐にわたる主題説教を読むことによって、難解なティリッヒ神学への平易な道案内になると、評判にもなった。
ティリッヒ研究の第一人者が、全面的な新訳で贈る。

【目次より】
1 地の基は震え動く
2 私たちは二つの秩序に住む
3 祝福の逆説
4 主の二人の僕
5 省察――時間の神秘について
6 神からの逃走
7 実存の深み
8 生の移ろいやすさについて
9 自然もまた失われた善のために嘆く
10 聖なるものの体験
11 宗教の軛
12 摂理の意味
13 愛を通しての知識
14 真理を行うこと
15 神学者(第一部)
  神学者(第二部)
  神学者(第三部)
16 霊にたいする霊の証し
17 キリストある方
18 待つこと
19 あなたは受け容れられている
20 墓で生まれる
21 死の破壊
22 見よ、私は新しいことをする

パウル・ティリッヒ著
茂洋訳

出版:新教出版社


地の基は震え動く

2,750円(本体2,500円、税250円)

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