新約聖書神学II 下
新約聖書神学の全体像を歴史的・神学的に捉えた、ドイツを代表する新約学者の集大成的著作、ついに邦訳完結!

神学の諸課題について、新約聖書全体がどのように語っているのかを詳細に解説、その神学の統一性を明らかにする。「キリスト教正典としての旧約聖書」「啓示」「救済論」を扱った上巻に続き、下巻では「教会論」「終末論」を扱う。大学の教科書として書かれているため読みやすい。

【目次】

第IV部 神の啓示行動の教会論的側面
第15節 信従と信仰
第16節 弟子集団の自己理解
第17節 キリスト教の洗礼
第18節 主の晩餐
第19節 祈り、信仰告白、礼拝
第20節 カリスマと教会共同体の運営
第21節 ユダヤ人と異邦人への福音宣教
第22節 キリスト信徒の責任ある生活の根拠(倫理I)
第23節 キリスト信徒の責任ある生活(倫理II)

第V部 神の啓示行動の終末論的側面
第24節 この世において前進する救いと苦難
第25節 来るべき救いの完成
第26節 新約聖書の統一性―まとめ

●邦訳完結に寄せて
本書は神学史(第I巻)と主題的論述(第II巻)を組み合わせ、どちらにもほぼ同じ紙幅を割くという包括性において際立っている。読者は否応なしに、伝承や文書ごとの違いと同時に、神学的な統一性に関する問いへ誘われる。生前の著者自身も、その点にこそ自分の創意があることを繰り返し語っていた。ドイツでは、その創意が教派の違いを超えてきわめて高く評価され、刊行後まもなくから版を重ねている。日本でも今後標準的な著作となっていくことは間違いない。(大貫 隆)

著者について
ドイツの新約聖書学者。1926年生まれ。神学博士。キール大学、マインツ大学、ミュンヘン大学で正教授歴任。2015年、89歳で死去。

1945年生まれ。東京大学大学院人文科学研究科西洋古典学専攻博士課程修了。ミュンヘン大学にて神学博士号(Dr.theol.)取得。現在、東京大学名誉教授、日本新約学会会長。

1964年生まれ。1989年東京大学法学部卒業後、民間企業に就職。2005年東京大学大学院総合文化研究科地域文化研究専攻修士課程入学。2013年同博士課程単位取得退学。学術博士。現在、上智大学神学部神学科講師。

単行本: 488ページ
出版社: 日本キリスト教団出版局 (2019/11/28)
言語: 日本語
訳者:大貫隆・田中健三
発売日: 2019/11/22
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