命は慈しみの光
この本の元になる原稿は、カトリックの出版物を出しているオリエンス宗教研究所が子ども向けに発行している『こじか』から、「生きるとはなにか?」「死とはなにか?」などをテーマに子ども向けに書いてほしいと依頼され、10回シリーズで『こじか』に掲載したものです。この内容は、子どもだけではなく大人にも読んでほしいと考え、読者層を広げ編集したものです。

少子高齢化が急速に進み、日本人の2人に1人がガンになる時代、病とどのように向き合うか、老いとどう向き合うか、そして自身の死とどう向き合うかは、社会全体のテーマであると言えます。

著者は、少年期の親友の死や、医者になってからの自ら病との葛藤を通して、家族愛の大切さや、病人と接する看護・介護現場や職場の同僚の接し方が大切だと自ら経験してきました。

さらには、緩和医療の現場での医師としての様々な体験、そして被災地・陸前高田での地域医療への献身などの体験の中から紡ぎ出された言葉は、「生・老・病・死」といった、人としていつかは向き合うテーマを子どもにも大人にも優しく解きほぐしてくれます。

親と子が共に読む本としても、看護や介護の現場にいる人にもぜひ読んで頂きたい1冊です。

<著者>
1955年(昭和30年)東京都生まれ。
1982年千葉大学医学部を卒業し、主に呼吸器外科医として27年間病院勤務。がん患者支援、緩和ケアチーム/病棟、地域の緩和ケア団体の活動に中心的に関わる。公立病院・院長を9年間勤めた後、2018年4月より岩手県の陸前高田市国民健康保険広田診療所・所長、現在に至る。

著者:岩井 直路
出版:イー・ピックス(E・PIX)

2019年11月
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