わが親愛なるパレスチナ隣人へ イスラエルのユダヤ人からの手紙
世界が注目するイスラエル・パレスチナ紛争――今まであらゆる列強が介入し、様々な試みがなされてきたが、和平への道筋は未だ見えていない。本書は、ユダヤ教徒であり、イスラエル人である筆者が、パレスチナの隣人に信仰者同士の対話を促す主旨で書かれた画期的な書。

和平の障害になる要因の一つは他方の話を聞けないことにある。そのことを踏まえて、筆者は、イスラエルという国がユダヤ人のアイデンティティにどれほど重要な意味を持っているのか、またアメリカで育った自分がなぜ父祖の地(イスラエル)に帰還したのかを、パレスチナ人に宛てた手紙を通して説明する。
互いにアブラハムの子孫として、どうしたら「祝福の基」となれるのか。果たして宗教は、世界の地域紛争の解決を妨げる要因でしかないのか、それとも紛争解決の糸口となるのか。本書は、日本の宗教者、また中東和平に関心を持つ読者への問いかけとなるだろう。
2018年の発刊以来、本書は今も大きな反響を呼んでいる。日本語版にはパレスチナ人やアラブ人からの返信、さらに日本の読者に向けた著者インタビュー等も掲載。

―― 目次 ――

読者の皆様へ

手紙1 私たちの間にある壁
手紙2 要請と熱望
手紙3 運命と使命
手紙4 物語と存在
手紙5 六日と五十年 
手紙6 分割案という正義
手紙7 イサクとイシマエル
手紙8 イスラエルの逆説
手紙9 犠牲者と生存者
手紙10 砂漠の端の仮庵

エピローグ ――パレスチナ隣人からの返信〔初版に対する反響〕
謝 辞
邦訳版・特別インタビュー
ヨッシー・クライン・ハレヴィ
ムハンマド・S・ダジャーニ・ダウーディ
訳者あとがき

著者:ヨッシー・クライン・ハレヴィ
訳者:神藤誉武
出版:ミルトス

2019年4月19日
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