イエスの受難 本当は何が起こったのか

  • イエスの受難 本当は何が起こったのか
四福音書間で時間の推移や登場人物、そして描かれる出来事まで異なるイエスの受難物語。

〈歴史〉の中で本当に起こったことは何か?

本書は、各福音書の受難物語の神学的特徴を踏まえつつ、第二神殿時代のユダヤ文献や当時のローマの法制度といった歴史資料を縦横に使いながら、その歴史的再構成を試みる。

ユダヤ人聖書学者であり、死海文書研究の第一人者として知られる著者が、〈歴史の真実〉に迫る!



[目次]

第一章  文学的、歴史的な予備知識(資料/ユダヤ史とユダヤの法体制/神殿権力者とイエス)

第二章  福音書記者による受難物語(最後の晩餐/イエスの逮捕/ヨハネ福音書によるイエスの尋問/最高法院(大サンヘドリン)による夜間裁判/最高法院による早朝議会/ユダの自死  ほか)

第三章  受難物語の比較(共通箇所に関する説明/共観福音書とヨハネ福音書の相違点/ルカ福音書の特異性)

第四章  終結

結び  受難物語の主要登場人物


出版:教文館
著者:G.ヴェルメシュ  
訳者:浅野淳博

2010年3月







イエスの受難 本当は何が起こったのか

1,980円(本体1,800円、税180円)

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