「天使が奏でるようだ」と言われているキャロル・マックルア（Carol McClure）のハープ演奏は、親しみやすく気品があり、また情熱的です。6歳のときにハープを習い始め、16歳でヨーロッパデビュー。ソリストとして活躍するとともに、またオーケストラとの共演だけでなく、CDを出したり、ハープを教えたりしています。演奏だけでなく編曲もおこない、彼女の信仰心に根づいた音楽を提供しています。

国際的に有名になった彼女は、オーケストラでのハープ奏者として活躍し、スコットランドのグラスゴー、ルイジアナ州のニュー・オーリーンズ、イギリスではCoventry CathedralでSir David Willcocks とも共演しました。その後アルゼンチンのブエノスアイレスでは教会でのソロ演奏をおこない、数々のコンサートを開きました。演奏活動の合間には、ナシュヴィルでハープを教え、いつも学生たちに囲まれています。このころから彼女の技術面と音楽的才能が広く知られるようになりました。

ハープ専門学校では、アンサンブル The Angel's Harp（天使のハープ）を結成しました。演奏、作曲、編曲そして教師として忙しい日々を送り、彼女の幅広い音楽の才能が輝いています。キャロル・マックルアの美しい「天使の音楽」をお楽しみください。

曲目
1. It Came upon the Midnight Clear　　　澄みわたる真夜中に
2. Ding! Dong! Merrily on High　　　ディンドンと天までひびけ
3. What Child Is This ?　　　この子はだれ？
4. Sing We Now of Christmas　　　クリスマスをうたおう
5. Lo, How a Rose E'er Blooming　　　ごらん、バラの花咲くさまを
6. Patapan / Mid Ox and Ass　　　パタパン／牛とロバの間で
7. I Saw Three Ships　　　わたしは三隻の船を見た
8. O Come, O Come Emmanuel　　　救い主よ、来てください
9. Bring a Torch, Jeanette, Isabella　　　さあ、松明をもって
10. See amid the Winter's Snow / Infant Holy, Infant Lowly (polish Carol)　　　雪の夜に／聖なるか弱い幼子が
11. He is Born, the Divine Christ Child　　　聖なる幼子、救い主が生まれたもう
12. I Wonder as I Wander　　　さまよいながらわたしは思う
13. O Come, Little Children 　　　いざ子らよ
14. Coventry Carol　　　コベントリー・キャロル
15. Silent Night　　　聖夜

出版：女子パウロ会