ローマ・カトリック教会の歴史

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ヨーロッパ社会および2000年にわたる西洋の歴史を語る上で、何よりも重要なのはローマ・カトリック教会の足跡を辿ることである。本書は古代キリスト教世界の偉大なる神学者アウグスティヌスから、現代の肖像マザー・テレサまでを取り上げ、サン・ピエトロ大聖堂に代表される教会そのもののダイナミックな展開に焦点をあてたオーソドックスな通史となっている。ローマ・カトリック教会の全容に迫る好著。図版約150点を収録。

はじめに
1 カトリック教会の起源
2 東西教会の分裂
3 中世の西方キリスト教起源
4 宗教改革
5 世界への布教
6 教会と近代国家
7 不確かな未来

著者:エドワード・ノーマン
監修:百瀬文晃監修
訳者:月森左知
出版:創元社

ノーマン,エドワード
1938年生まれ。キリスト教史家。ヨーク大学歴史学教授、ケンブリッジ大学学寮長などをへて、現在、ケンブリッジ大学名誉フェロー

百瀬 文晃
1940年東京生まれ。カトリック・イエズス会司祭。1967年上智大学哲学科・修士課程を修了後ドイツに留学。フランクフルト、チュービンゲン、ミュンヘンで神学研究。1970年フランクフルトで司祭叙階。1977年にフランクフルト・聖ゲオルグ神学大学で神学博士号取得。1977‐2001年上智大学神学部で、続いて2001‐2007年フィリピンのアテネオ・デ・マニラ大学神学部で教義神学を教える。現在は山口市サビエル記念聖堂付き協力司祭

月森 左知
1948年生まれ。福岡県立福岡女子大学家政学部卒業

ローマ・カトリック教会の歴史

4,180円(本体3,800円、税380円)

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