医療から見たキリスト教と仏教の究極に在るもの

  • 医療から見たキリスト教と仏教の究極に在るもの
人生100年の現代、「宗教と医療と心の平安」という課題を、著者はこの書で「ホリスティック医療」という観点で解決しようと試みる。

キリスト教のカトリックの神父である著者は、若い頃から神父としてキリスト教哲学を極めてきたことはもちろんだが、ユダヤ教やイスラム教、仏教や神道など、世界の宗教への洞察も深めてきた。
世界の中で宗教は人間の生き様とどのように関わってきたのか、そして「人の幸せ」にどのように関わってきたのかという事への著者の関心は、やがて、「宗教と医療と人の幸せ」というテーマとなり、「ホリスティック医療」という分野へと導かれる。
医療技術が劇的に進化し、人生100年の時代といわれる今日、患者の意思や幸せとは関係のないところで肉体のみが命を長らえるということが起こってきている。この様な時代にあって、「患者の幸せを実現する医療」とはどのようなものなのか、著者は世界中の宗教と医療への知見を元に、それを世に問いかけ続けています。
この著書の中では、著者がそのプロセスで学んだ膨大な著作が紹介され、本テーマに関心を寄せる読者の参考になるに違いない。

著者:坂本 陽明
出版:イー・ピックス

2020年6月29日

医療から見たキリスト教と仏教の究極に在るもの

2,090円(本体1,900円、税190円)

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