近代日本の植民地主義とジェンタイル・シオニズム ――内村鑑三・矢内原忠雄・中田重治におけるナショナリズムと世界認識

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日本人クリスチャン知識人のシオニズム運動への共鳴は、グローバルな帝国主義の中でどのような意味をもったのか。占領された側の抵抗の歴史と重ね合わせながら考察する。

「日本の近代知性の原基と目されてきたものについて、見直しが迫られる。キリスト教が植民地主義・人種主義としてのシオニズムを産出したことが、いま人類に破滅という奈落の底を覗かせているからだ。独特の仕方でナショナリズムの桎梏に繋がれた日本のキリスト教を、他の宗教ともども、パレスチナ・世界の現実と照らし合わすのは、思想史の視座の問い直しに止まらず、世界政治の批判やヒトの未来への思索の基礎作業ともなるだろう。
江湖に本書を推薦します。」
 板垣雄三(歴史家)

著者:役重善洋
出版:インパクト出版会

2018年3月10日

近代日本の植民地主義とジェンタイル・シオニズム ――内村鑑三・矢内原忠雄・中田重治におけるナショナリズムと世界認識

4,070円(本体3,700円、税370円)

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