VTJ 旧約聖書注解 出エジプト記 1~18章
日本語で書き下ろす聖書注解シリーズ、第2回!

主とイスラエルの民との出会いや記憶の原点とも言える、エジプト脱出や荒れ野、啓示の出来事。従来の歴史的・資料的視点を鑑みつつ、どのような意図でテクストを編集したかという思想的視点からそれらを考察。「エクソダス」の現代的意義を我々に問いかける。

【目次】

緒 論
書名について
出エジプト記の主題とその構成について
出エジプト記の組み立てについて
(1)第I部 エジプトでの苦難とそこからの脱出(1:1–15:21)
(2)第II部 脱出後の荒れ野での試練とヤハウェの奇蹟(15:22–18:27)
(3)第III部 シナイ山での律法の啓示(19:1–40:38)
出エジプト記の時代背景について
(1)エジプトからの脱出
(2)モーセは実在したのか
(3)エジプトの宰相であったヨセフの時代
出エジプト記を構成する資料層と編集の問題について

注 解
第I部 エジプトでの苦難とそこからの脱出(1:1–15:21)
1.エジプトにおけるイスラエルの苦難(1:1–2:25)
(1) エジプトで数を増したイスラエルの子ら(1:1–22)
(2)モーセの誕生――レビびとの家庭に生まれた男の子(2:1–10)
(3)殺害事件によりエジプトから逃亡(2:11–25)
2.エジプトからの脱出に向けて(3:1–13:16)
(1)モーセの召命とエジプトへの帰還(3:1–4:31)
(2)ファラオとの交渉と十の災い(5:1–12:36)
(3)エジプトからの出立へ(12:37–13:16)
3.葦の海の奇蹟と脱出(13:17–15:21)
(1)雲の柱、火の柱に導かれて荒れ野の道へ(13:17–22)
(2)葦の海の底を渡るイスラエルの子ら(14:1–31)
(3)ヤハウェへの賛歌(15:1–21)

第II部 脱出後の荒れ野での試練とヤハウェの奇蹟(15:22–18:27)
1.飲み水と食糧をめぐる試練とヤハウェの奇蹟(15:22–17:7)
(1)マラの苦い水の試練と奇蹟(15:22–27)
(2)シンの荒れ野での試練とマーンの奇蹟(16:1–36)
(3)レフィディムでの試練と泉の奇蹟(17:1–7)
2.アマレク来襲の試練と勝利の奇蹟(17:8–16)
(1)アマレクとの戦いとイスラエルの勝利(17:8–16)
3.指導体制の確立と仲保者モーセの職責(18:1–27)
(1)エトロへの帰還報告と与えられた指導体制についての示唆(18:1–27)
トピック#出エジプト記を翻訳して示されたこと
(1)モーセとアロンの関係をめぐって
(2)レビびとの伝統に立つモーセと律法遵守の精神・なぜ「あなた」なのか

著者について

1944年熊本県生まれ。1968年国際基督教大学教養学部卒業。1972年同大学院教育学研究科修士課程修了、1975年東京教育大学大学院文学研究科博士課程単位取得満期退学。1982年クレアモント大学大学院博士課程修了。1987年『申命記の文献学的研究』で日本学士院賞受賞。新潟大学教養部助教授、新潟大人文学部教授を経て、2009年4月より2015年3月まで敬和学園大学学長、2015年4月よりフェリス女学院学院長。新潟大学名誉教授。


著者:鈴木佳秀
出版:日本キリスト教団出版

出版日 2017年11月20日

販売価格  3,672円(本体3,400円、税272円)

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