ビジュアル大百科 聖書の世界

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旧約聖書には、歴史や社会をみつめる眼があり、自己を批判的に省みる冷静な精神があり、苦難にあえぐ人間への深い洞察がちりばめられている。

すなわち、人類の古典である。

新約聖書にもまた、キリスト教をこえて人々の心に訴える面がみてとれる。

なかでも、福音書が伝えるイエスの教えとその歩みとは、キリスト教徒であるか、そうでないかに関わりなく、読む者の心をつかんで離さないだろう。

新約聖書もまた人類の古典である。

ここから、人類の新たな歩みがはじまった。

本書はそのような旧約・新約聖書を図版と平明な文章によって解き明かしてゆく。

すでに聖書に親しんでこられた方々はもとより、これから聖書に触れようとする方々にも大いに楽しんでいただけるにちがいない。

なかでも、福音書に描かれるイエスの物語の数々に旧約聖書が伝える預言の成就をみてとる点に、本書の特色があらわれる。(本書まえがきより抜粋)



[本書の特徴]

1  聖書(旧約・新約)についての基本的な知識を本書一冊で学ぶことができる。

2  聖書についてまったく知らない人はもちろん、信者である程度の知識がある人、キリスト教系学校の生徒や教会学校で学ぶ児童など、幅広い読者のレベルに対応できるわかりやすい記述。カトリック、プロテスタントなど教派に偏らない記述に配慮。

3  絵画、地図、歴史的遺物や遺跡の貴重な写真など図版1000点以上を掲載し、旧約聖書・新約聖書の記述の順番に沿って解説。「ビジュアル要素を駆使して、聖書を面白く、わかりやすく語り直す」画期的試み。

4  見開きで1テーマを解説。どこから読んでも面白く、わかりやすい。たとえば有名なエピソード(旧約:カインとアベル、ノアの大洪水等 新約:放蕩息子、カナの婚礼、よきサマリア人等)などを見開き2頁で図版とともに解説するためすっと頭に入ってくる。

5  聖書からの引用が非常に多く、本書と聖書の間を行き来することによって確実に聖書の知識が身につく。また、聖書を取り巻く歴史的背景についても相当の紙面を割くことによって、聖書に関する重層的な知識が得られる。

6  歴史的書物としての聖書の解説だけでなく、現代の私たちの生活の中で聖書がどのように生かされているかを考慮した解説。

7  充実した「巻末史料」

1.聖書に登場する主要人物
2.聖書の地名一覧
3.聖書で使われる度量衡一覧
4.統治者一覧
5.聖書の有名な引用句
6.預言者一覧
7.イエスのたとえ話一覧
8.イエスの奇跡一覧    他多数



総監修:マイケル・コリンズ
日本語版監修:月本昭男
監訳:宮崎修二

発行年月:2016年12月

B4変型

出版:明石書店

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33,000円(本体30,000円、税3,000円)

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