従順という心の病い 私たちはすでに従順になっている
従順であるとは「他者の意志への屈服」である。

この場合、他者は、被抑圧者に対して、「権力」を行使している。

この抑圧は、すでに乳児期に、つまり言語や思考を身につける以前に始まる。

そのため従順になった子どもたちは、子どもの期間だけでなく、後になっても気づくことなく、耐え忍ぶようになる。

このようにして、私たちの文化が発展してきた。

それは、しっかり固定化した慣習が、それを反映する従順へと私たちをそそのかし、権威に疑いを持たないように仕向け、あらかじめ方向づけられた計画や集団の思考に献身するように誘導し、最終的に、自分で考え、自分で判断することを不可能にする。<本文より>


著者:アルノ・グリューン 
訳者:村椿嘉信
出版:ヨベル

販売価格  864円(本体800円、税64円)

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